最近、パン系のイベントにも参加させていただき
「パンなの?」
「お菓子なの?」
と立ち位置がよくわからないこばこばですが
rebakeというサイトでスコーンを販売しております。
rebakeはパンを販売するサイトなのですが
「ロスパン」という名前で売れ残ったパンを取り扱っています。
(注文販売もあります)
千葉県ではこばこばだけなのですが、沖縄や北海道など、全国のパン屋さんが乗っています。
以前ブログに
「フードロスに対してとても素晴らしい試みだけど、フードマイレージが気になる」
と書いたところ、
rebakeの代表の方よりメールを頂きました
以下メールより~
「私たちが、けれどrebakeで”郵送”という方法を採用するのは、それ以外に ”食品として食べるという価値” と ”作り手の幸福度” という価値があるのではと思っているからです。 やはり、食べ物は食べるために、食べてもらうために作るため、人間としてその部分は外せないと思っています。 例えば、発生する炭素量を中心として環境等を論じる研究などでは、石油の消費量がより多いリサイクルは焼却処分より効率が悪いといったような話があったり、あるいはエネルギーの観点で食品廃棄論じるような書評では、やむを得ずロスになってしまった食品は肥料にするのが経済、エネルギー的に効率が良いなどの意見があります。 このような意見は、定量的エビデンスを伴っているため、個人的にはすごく有用な、良い意見だなと思います。 そのうえで思うのは、少し寂しいなということです。 経済や物質系の科学であると、様々な前提を置いているため、数値でほとんど表せると思いますが、定量的な部分、特に人間の気持ちや期待という部分がほとんど入ってこないため、説得力のある冷たい意見になりがちです。 なので、フードマイレージも人間の感情という指標を入れて、こんな感じになるのがいいのではと思っています。 フード・マイレージ改=「食料の輸送量」×「輸送距離」×「長期的な幸福度」 おいしい食べ物を作ってくれる方々は、食べてくれる方が喜ぶから作っていただいているものだと思っています。 自分としても、食べてくれる人がいないと料理は全くやる気になりません笑。 なので、rebakeは基本的には食べてくれる人が一番多い方法を取りたいなと思っています。 そのうえで、環境やフードロスなどの視点を入れて出来ることをやりたいと思っています!」
最善を尽くしたい。
そうやって、世界がすこしでもよくなるように
みんなが思えば、本当に世界は変わるはず。
そんな気持ちになりました。
こばこばのすこーんは
「お母さんの代りに作ったお菓子」
シンプルな材料で、食べる人を思って作っています。
(毎回、買いに行くよと先に知らせてくれる方がいるので、その方の好きなフレーバーを用意したりしているので、本当に誰か為に作っています)
「食べ物は作る人がいるからこそ食べられる」
それは、スコーンをこばこばが焼いているから食べられるのではなく、
小麦を作っている人、粉にしている人、輸送している人、販売している人、たくさんの人の手から手へ渡り、最後に私がスコーンにしているだけで、と言うか、
だからこそ、ちゃんと届けたい。
作り手の幸福度ってうれしいなと思いました。
興味のある方は、是非→rebake